いやぁ~早々に梅雨が明けてしまい、連日アッチッチ!AT(アシストタイム)いやいや、LT(ラッキートリガー)ばりに夏が延長ですな。
ということでうなぎを食べてスタミナ補給!土用の丑の日が近づいてきました。
「土用」は立秋前のおよそ18日間(2025年は7月19日~8月6日)を指し、その期間中に丑の日が2回訪れる年は、うなぎを2回楽しめる誠に希少な年なのです。
今回のうなぎ店は、広島市南区段原の住宅街の一角にある「うなぎの若みや」。愛知県や高知県など国産のうなぎが味わえるとあって、地元民にも誠に人気の行列店です。
この場所に移転オープンされたのは2013年ですが、もともとは愛友市場にあった老舗うなぎ店「山栄水産」の味を従業員であった若宮さんが引き継がれた隠れ老舗店なのです。
うなぎの「柳橋こだに」、「たこつぼ」とあわせて“広島の鰻三兄弟”、と私が勝手に命名しています(誰にも同意を得ておりませぬ)。



こちらはコロナ禍の2019年7月に税込2200円だった「うなぎの若みや」のうなぎ丼。

今回こそは、「うな重」にしようかな・・・入店後にメニューとにらめっこが続きます。

ところで、「うな重」と「うなぎ丼」の違い、ご存じですか。
「うな重」は重箱(じゅうばこ)と呼ばれる華やかで高級感のある四角い箱に盛りつけられ、うなぎの量が多かったり、吸い物や香の物が付いていたり、ごはんの間にもう一枚隠れうなぎが入っていたりなど、大市民向け!?
「うな丼」は一枚のうなぎがごはんの上にのったシンプルでカジュアルな見た目、小市民向け!?
どちらも真偽のほどは知りませんヨ。
小市民のワタシがメニューの中から厳選したのは、今回も「うなぎ丼(中半尾、税込2500円)」のテイクアウト。

蓋を開けると、香ばしい蒲焼の香りがふわりと広がります。皮はパリッと焼かれ、中はふっくらジューシー。

「山栄水産」の元社長から引き継がれたタレは「そこそこ甘く、濃すぎない家庭的な味」。
「うな重」でなくとも香の物はついとります!メインディッシュであるうなぎの旨味はしっかりと感じられ、誠に大満足です。

うなぎ高騰前はワイルドにガツガツと食べられる“こだに派”でしたが、「日常にちょい贅沢を取り入れる」には若みやのうなぎが最適です。成瀬に天下はとらせない、というような矜持を感じられるうなぎ料理は、誠に絶品。
マツダスタジアムからも徒歩圏内で、カープ観戦時のテイクアウトとしても誠におすすめですよ。
仁保や東雲から広島駅に抜ける地元民の基幹道路に面しており、交通量は多く店舗前の駐車場に停める際にはご注意ください。

うなぎの若みや
〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-2-21
営業時間:昼11:00~14:00、夜17:00~21:00
定休日:水曜日
駐車場:あり(店舗前に2台ほど)
TEL:082-286-4355
※最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。